イスラム組織ハマスの最高指導者殺害を受けて、アメリカメディアは、イランが早ければ5日にもイスラエルに対して報復攻撃を行う可能性があるとの当局者の見方を報じました。

ガザ保健省によりますと、ガザ中部の病院敷地内にある難民キャンプに4日、イスラエル軍の攻撃があり、少なくとも4人が死亡、数十人が負傷しました。

こうした中、イランでのハマス最高指導者・ハニヤ氏の殺害で、アメリカメディアは、イランが早ければ5日にもイスラエルに対して報復攻撃を行う可能性があるとの当局者の見方を報じました。

イスラエルのネタニヤフ首相は、4日の閣議で「イスラエルに対するいかなる攻撃にも重い代償を負わせる」と述べていて、ハニヤ氏の殺害をめぐってさらに緊迫した状況となっています。

こうした中、G7(主要7カ国)の外相が4日夜に電話会談を行い、上川外相は「攻撃の応酬を回避し、事態を沈静化させることが重要だ」と表明しました。

またG7外相は、中東の緊張の高まりに「深い懸念を表明する」声明を発表しました。

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