アメリカのバイデン大統領は日本時間9時ごろ、国民に向けて演説を行い「新しい世代にバトンを渡すことが国を団結させる最善の方法だ」と訴え、大統領選から撤退を決断した理由を説明しました。

バイデン大統領は演説の冒頭で、「皆様の大統領を務められたことは私の人生の最大の名誉だ」と述べた上で「民主主義を守ることはどんな肩書きよりも重要だ」、「新しい世代にバトンを渡すことが国を団結させる最善の方法だ」と訴え、大統領選から撤退を決断した理由を説明しました。

バイデン氏は大統領任期となる2025年1月までの6カ月間、物価高への対応をはじめとした経済政策やロシアによるウクライナ侵攻の阻止に向けた同盟国との連携強化、さらにはイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘終結と人質解放に力を入れる考えを強調しました。

バイデン氏は身内の民主党内などからの撤退圧力を受けて、7月21日に選挙戦からの撤退を表明していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。