米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれた共和党全国大会で、壇上から聴衆に応える(左から)トランプ前大統領、妻メラニア氏、長女イバンカ氏=2024年7月18日、秋山信一撮影

 11月の米大統領選に向けて中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれていた共和党全国大会で18日、大統領候補の指名受諾演説を終えたドナルド・トランプ前大統領の元に妻メラニア氏や長女イバンカ氏らトランプ家の面々が集結した。2人は従来、今回の選挙運動とは距離を置いていたが、13日の銃撃事件を受けて家族の絆をアピールした。

 党大会には、三男バロンさんを除く子供4人、孫の一部が参加した。長男ジュニア氏、次男エリック氏、エリック氏の妻ララ氏、ジュニア氏の長女カイさんらは応援演説も担った。

 最終日には公の場から遠のいていたメラニア氏も途中で来場し、観客から大歓声で迎えられた。トランプ氏が貴賓席で孫をひざに乗せて、演説を聞くシーンもあった。バロンさんもフロリダ州代議員として出席する計画があったが、「先約があるため」として辞退していた。【ミルウォーキー秋山信一】

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