アメリカ・ワシントンで開催中のNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議は10日、ロシアを支援する中国などへの対決姿勢を鮮明にしました。
現地から、ワシントン支局・千田淳一記者が中継でお伝えします。
NATOの首脳らは、ロシアと連携を深める中国や北朝鮮などを明確な脅威と位置づける方針です。
NATOは、ロシアとの関係を強化する北朝鮮や、武器の生産を後押しする中国の脅威を大きな課題としています。
会議では中国に対する戦略の策定を優先事項の1つとしていて、声明案にも中国について、ロシアの「決定的な支援者」と位置づける文言が盛り込まれることで調整が進められています。
アメリカのバイデン大統領:
ロシアは、中国・北朝鮮・イランの助けを借りている。
また、最大テーマとなるウクライナへの継続支援を巡っては、デンマークとオランダがアメリカ製の戦闘機F-16を供与する手続きを進め、夏には運用が開始されると発表し、ノルウェーも年内に供与すると表明しました。
ロシアに劣る航空戦力が強化されることになります。
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