アメリカのボーイング社が開発した新型宇宙船「スターライナー」の帰還が、大幅に遅れていることについて、乗船している宇宙飛行士が会見を行い「地球への帰還に自信がある」と語りました。

宇宙船「スターライナー」は、宇宙ステーションへ飛行士を運ぶために開発され、6月5日、初めて人を乗せてフロリダ州から打ち上げられました。

当初、1週間程度滞在して地球へ戻る予定でしたが、機器の故障などが原因で、2度にわたって出発が延期され、1か月以上が経過した今も宇宙ステーションに滞在しています。

2人の宇宙飛行士は「スターライナーは私たちを安全に地球まで連れて帰ってくれると思う」「帰還に自信がある」などと語りました。

これについてNASAは「安全性を確認するためのテストを行っている段階」と現状について説明した上で、帰還時期については、早くても7月中旬以降になるとの見通しを示しました。

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