NATO=北大西洋条約機構の首脳会議はウクライナ支援をめぐる協議が始まり、ウクライナに供与されるF16戦闘機がこの夏に運用可能になることが発表されました。
アメリカ バイデン大統領
「いまロシアは国防生産に関して戦時体制にある。この同盟がおくれを取ることは許されない」
ワシントンで開かれているNATO首脳会議は10日、ウクライナへの支援策などが話し合われました。
アメリカのバイデン大統領は、オランダとデンマークからウクライナに対して、アメリカ製のF16戦闘機を引き渡す作業がすでに始まり、F16はこの夏に運用可能になると発表。また、ノルウェーもF16を6機、年内に供与することを発表しました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで、F16戦闘機を引き渡す作業を始めたアメリカ、オランダ、デンマークと、F16の供与を発表したベルギー、ノルウェーに謝意を表明したうえで、「ロシアの残忍な攻撃からウクライナ国民を守るのに、F16が力になると確信している」と強調しています。
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