フランスの検察当局は、国民議会の総選挙で存在感を示した極右・国民連合のルペン氏が2022年の大統領選挙で不正資金疑惑があるとして捜査を開始したと発表しました。
極右・国民連合のマリーヌ・ルペン前党首は2022年の大統領選に出馬して決選投票でマクロン大統領に敗れ、地元メディアによりますと、選挙に1150万ユーロ、約20億円を使ったとされています。
候補者の選挙資金を審査する機関がルペン氏に疑惑があると告発し、検察当局が調査をしていましたが、7月2日から、不正な資金融資や横領、詐欺などの疑いがあるとして捜査に乗り出しました。
ルペン氏が事実上率いる国民連合は国民議会総選挙(定数577)で143議席を得るなど存在感を示していました。
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