軍事政権下のミャンマーで、コメの販売価格をめぐる違反の疑いで拘束されたイオングループの日本人男性について、12日に裁判が開かれることがJNNの取材で分かりました。
ミャンマーにあるイオングループの現地法人で商品本部長を務める笠松洋さん(53)は、先月30日、コメを規定の価格よりも高く販売したなどとして当局に拘束されました。
笠松さんは現在も最大都市ヤンゴンにある警察署で取り調べを受けていますが、その後の関係者への取材で、笠松さんの第1回の裁判が12日に開かれる見通しであることが分かりました。
笠松さんが有罪となった場合、最長で3年の禁錮刑などが科され、収監される可能性もあります。
3年前の軍事クーデター以降、日系企業の駐在員が拘束されたのは初めてとみられ、日本政府は早期の解放を求めています。
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