アメリカのバイデン大統領に対して、大統領選挙からの撤退を求める声が強まる中、身内の民主党議員が9日、会合を開き、バイデン氏への支持を巡り協議を行いました。

民主党議員の会合は下院議員と上院議員がそれぞれ開き、非公開で行われました。

下院議員の会合では情報漏えいを防ぐため、携帯電話の持ち込みが禁止されました。

出席議員からは撤退を求める声が出た一方で、支持を明言する声もあり、意見は一致しませんでした。

こうした中、首都ワシントンでNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議がまもなく開幕します。

ロシアのウクライナ侵攻に対抗し、各国の結束が確認される見通しですが、バイデン氏の高齢不安は国際社会にも広がっていて、指導力を示せるのかも注目されています。

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