チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、89歳の誕生日を迎え、動画でメッセージを公表した。6月に米国でひざの手術を受けたばかりで、ニューヨークに滞在しており「経過は良好だ」と強調。引き続き法話などの活動に注力していく考えを示した。
ダライ・ラマは1935年生まれ。近年、足腰が弱り、両手を人に支えられながら歩くようになっていた。中国人民解放軍の進駐に反発するチベット人僧侶らの抵抗運動が拡大した59年のチベット動乱を機に、インドに亡命した。(共同)
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