パリオリンピック・バレーボール男子日本代表に選ばれた甲斐優斗選手の姿は、5日、ふるさと宮崎にありました。

宮崎に帰ってきた宮崎県延岡市出身の甲斐優斗選手は、午前中県庁を訪れ河野知事に日本代表入りを報告しました。

この後向かったのは、母校の日南高校振徳高校。青春のすべてをかけてバレーボールに打ち込んできた甲斐優斗選手は、思い出の場所でパリでの活躍を誓います。久しぶりに母校日南振徳高校を訪れ激励を受けた甲斐選手。パリへ向けて士気を高めていました。

(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「練習していた体育館でやってもらってすごく嬉しく思いますし、懐かしくも感じました。すごく応援してもらえているので、それを糧に今後戦っていけたら良いと思います。」

憧れの先輩を前にバレーボール部の後輩は…

(日南振徳高校 男子バレー部 田中龍司主将)
「近くで見てとても大きいなと感じました。甲斐選手らしい、高さのあるスパイクやサーブを決めて、笑顔で楽しくプレーしてほしいです」

高校時代の恩師・鍋倉雄次郎監督も、夢舞台での活躍を楽しみにしています。

(日南振徳高校バレー部 鍋倉雄次郎監督)
「おそらくブラン監督はリリーフサーバーでどんな場面であろうが甲斐優斗選手を使うと思いますので、今まで通り思い切りの良いサーブを打ってもらって、できればサービスエースを取ってくれるのを期待したいと思います」

この後、日南市役所でも歓迎を受けた甲斐選手。地元宮崎でたくさんのパワーをもらい、パリオリンピックに挑みます。甲斐選手は今月9日から代表合宿に参加。日本の初戦は27日、ドイツと対戦します。

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