罪を犯した人たちの立ち直り支援に取り組む専門家らが集まる「世界保護司会議」がオランダで開かれた。
17日、オランダのハーグで開かれた「世界保護司会議」では、罪を犯した人の立ち直りを支える地域ボランティア制度の取り組みなどについて意見交換が行われ、4月17日を「国際更生保護ボランティアの日」とする宣言が採択された。
会議に参加した法務省は、宣言を通じて日本の保護司制度の意義について国内外に発信したいとしている。
保護司制度をめぐっては担い手不足が顕著となっていて、政府の有識者会議は、「原則66歳以下」としていた新任者の年齢制限を撤廃し、「2年」と定めていた任期の延長を検討するなど、制度の見直しを議論している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。