北朝鮮メディアは１７日、首都・平壌の和盛地区で１万世帯規模のニュータウンが完成し、金正恩朝鮮労働党総書記が１６日に出席して竣工（しゅんこう）式を開いたと伝えた。夜に実施したとみられ、スポットライトに照らされた高層住宅が並ぶ大通りを群衆が埋め、花火を打ち上げて盛大に祝ったことをアピールした。
２０２１年から５年間、毎年１万戸を平壌に新築する計画の一環で、今回完成したのは３年目分に当たる。式典で金氏は自らテープカットした。国の負担で進められる住宅建設事業は国民の支持を集めやすいとされ、金氏も力を入れている。
北朝鮮メディアは１７日、ベラルーシの外務次官一行が１６日に平壌に到着したことも伝えた。（共同）
１６日、平壌・和盛地区の第２段階１万戸住宅の竣工式に参加した金正恩朝鮮労働党総書記（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）
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