韓国軍は9日、2018年以降中断されていた北朝鮮への宣伝放送を再び実施したと明らかにしました。

 韓国軍は2018年以降中断されていた北朝鮮との境界地域での宣伝放送を9日午後、実施したと発表しました。

 8日夜からの北朝鮮による「汚物風船」の飛来を受けた対抗措置で、今後も実施するかどうかについては「全面的に北朝鮮の行動にかかっている」としています。

 ニュースや音楽などを拡声器で流す宣伝放送は前線の兵士への心理的影響が大きいとされ、北朝鮮の強い反発が予想されます。

 北朝鮮は2015年には宣伝放送に反発して韓国に向けた砲撃を行っていて、局地的な衝突にも警戒が強まっています。

画像:韓国国防省提供

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