ヨーロッパ中部チェコで旅客列車と貨物列車が正面衝突し、少なくとも4人が死亡しました。
脱線した車両から乗客らを救出する消防隊。
チェコの首都プラハからおよそ100キロ東にあるパルドゥビツェ市で5日、旅客列車と貨物列車が衝突し、一部の車両が脱線しました。
旅客列車には300人余りが乗っていたということで、AP通信はチェコの内相の話として、少なくとも4人が死亡したほか、23人が負傷したと伝えています。
また、ロイター通信は消防当局の話として、貨物列車は、水に触れると火災や爆発をおこす危険性がある炭化カルシウムを運搬中でしたが、先頭の2つの車両には積まれていなかったため、炭化カルシウムが漏れ出たおそれはないと報じています。
現場は首都プラハと東部を結ぶ主要路線上にあり、事故原因の調査を行うため、当面の間運休されるということです。
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