5月銃撃され、治療を受けていた東欧スロバキアのフィツォ首相が、ビデオメッセージを公開し、6月中にも職務復帰ができると述べました。
フィツォ首相は5月15日、スロバキア中部ハンドロバで銃撃され、一時は命に関わる深刻な容体となり、手術を受け療養中でした。
首相は5日、SNSに公開されたビデオメッセージで事件後初めて姿を現し、「全てうまくいけば6月から7月にかけて徐々に仕事に復帰できるだろう」と述べ、6月中にも職務復帰ができる可能性があることを明らかにしました。
殺人未遂の容疑で逮捕された男についてフィツォ首相は「銃撃が“1人の狂人”の犯行であると信じる理由はない」とした上で、「憎しみは感じておらず法的措置は取らない」としています。
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