北朝鮮の国連大使は、国連安全保障理事会の会合で「誇りをもって自国の主権の行使を続ける」と述べ、衛星の打ち上げを継続する考えを示しました。
北朝鮮による偵察衛星の発射をうけ、国連安全保障理事会は5月31日、緊急会合を開きました。
会合に出席した北朝鮮の金星・国連大使は「自衛権の行使」だとして、衛星の打ち上げを正当化しました。
北朝鮮 金星国連大使
「北朝鮮は、環境がどのように変化しようとも、衛星を打ち上げる権利を含め、誇りをもって自国の主権の行使を続ける」
これに対し、日本やアメリカ・韓国は、衛星の打ち上げは安保理決議違反だとして北朝鮮の対応を非難しました。
ただ、中国やロシアが「アメリカの北朝鮮政策が地域の不安定化を招いている」などとして北朝鮮を擁護し、議論は平行線をたどりました。
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