日本人監督が「中国のいま」を描いたドキュメンタリー映画『劇場版 再会長江』の完成披露試写会が都内で行われました。
『再会長江』は、河口の都市・上海から長江(揚子江)源流の“最初の一滴”を求めて竹内亮監督(45)自らが大河を旅します。
旅の途中途中でカメラを回し、中国の人々やその暮らし10年前といまの生活の変化を丁寧に描いています。
7日、都内の中国大使館で開かれた完成試写会には、旅の途中で出会ったチベット高原で暮らす姉妹がサプライズで登場しあいさつ、「来日して低山病になった。高層ビルやガラス張りのエレベーターに驚いた」などと日本の印象を話し、会場を沸かせていました。
竹内監督は、江蘇省・南京市在住で、コロナ禍で中国全土がロックダウンした際、南京の自宅から日本のテレビ局の取材に応じ現地の生の様子を伝えていました。
竹内監督は、「日本人は中国に対し(ネガティブなイメージを持ち)実際の中国を知らない」「作品をみたら中国の見方が変わる自身がある」「こんな面白い国があるよと言いたい」とコメントしています。
『劇場版 再会長江』は、12日から角川シネマ有楽町ほか全国で上映されます。
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