アメリカ・コロラド州で離陸中の旅客機からエンジンカバーが脱落し、緊急着陸するトラブルがありました。

 コロラド州デンバーで7日、テキサス州ヒューストンに向けて離陸したサウスウエスト航空のボーイング737−800型機で、右エンジンを覆っているカバーが突然はがれ、脱落しました。

 はがれたカバーの一部は主翼にあるフラップに当たったということです。

 サウスウエスト機はおよそ30分後、離陸したデンバーの空港に無事着陸し、乗客乗員141人にけがはありませんでした。

 ABCテレビは「飛行開始から10分以内にカバーがはがれた」「衝撃を感じて窓を見るとむき出しになったエンジンがあった」などの乗客の話を伝えています。

 ボーイング機を巡っては、1月に飛行中のアラスカ航空機から機体のパネルが脱落するなどトラブルが相次いでいますが、サウスウエスト航空はBBCの取材に対し、エンジンカバーの保守・整備の責任は同社にあると認めているということです。

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