岸田総理大臣が国賓待遇で訪米することを受け、アメリカのエマニュエル駐日大使は日米関係の「新たな時代が始まった」と述べ、さらなる関係強化に期待を示しました。

エマニュエル駐日米大使
「今回の訪米は歴史的な文脈で見れば、未来への第一章を描き始めることになる」

 エマニュエル大使は8日、シンクタンクが主催するイベントに出席し、日本の防衛費増額や日韓関係の改善など、この2年間の変化は「一つの時代が幕を閉じ、新たな時代の始まったことを意味する」と述べました。

 同じイベントに出席した日本の山田重夫駐米大使は「日米のパートナーシップにはもっと大きな可能性があると両国の国民に印象付ける訪米になってほしい」と述べ、一層の関係強化に期待感を示しました。

 国賓待遇で招待された岸田総理は10日にバイデン大統領との首脳会談を予定していて、11日にはアメリカ議会での演説や日米にフィリピンを加えた3カ国の首脳会談に初めて臨みます。

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