銀行詐欺などの罪で起訴された大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告(39)が、罪状認否に臨むため先ほど、出廷しました。
水原一平被告は白いシャツにネクタイはせず、濃い色のスーツ姿で弁護士と一緒に裁判所に入りました。
開廷の1時間以上前から60人以上集まっていた記者の問い掛けには、一切答えず無言を貫きました。
水原被告は違法スポーツ賭博のために、大谷翔平選手の口座からおよそ1700万ドル、26億円余りを不正に送金した銀行詐欺の罪と、虚偽の納税申告書を提出した、2つの罪で起訴されています。
すでに司法取引で有罪を認めていますが、罪状認否では形式的に有罪答弁を避けました。
担当した裁判官が、重罪事件の有罪答弁を受けられないためです。
次回期日は6月14日で、その際に有罪答弁する予定です。
今回の公判は5分で閉廷し、裁判所から出てきた水原被告はやはり何も話さないまま車に乗り込みました。
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