アメリカ政府は、中国製電気自動車の輸入関税を現状の4倍にあたる100%に引き上げると発表した。

14日の発表によると、中国製の電気自動車の関税を25%から100%に引き上げるほか、太陽光電池の関税を25%から50%に、半導体や重要鉱物・注射器などの医療品の関税も引き上げる。

バイデン大統領は、中国が不当に低い価格で輸出を行っているとして、アメリカの労働者と企業を保護するために関税を引き上げるよう指示したという。

引き上げの対象は、中国からの輸入品のうち180億ドル、日本円で約2兆8000億円になる。

これに対して、中国外務省は午後の会見で、「正当な権益を守るためにあらゆる必要な措置をとる」と反発した。

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