イギリスで行われた地方選挙でスナク首相率いる与党・保守党が議席を大きく減らし、大敗しました。来年1月までに行われる総選挙で政権交代する見通しが強まっています。

 2日、イギリス・イングランドの107の自治体の議会選挙とロンドンなどの市長選挙が行われました。

 BBCによりますと、議会選挙では102の自治体の開票が終わった3日夜の時点でスナク首相が率いる与党・保守党は448議席を失い、大敗しました。

 一方、最大野党・労働党は173議席を獲得し、48の自治体で過半数を占めました。

 スナク首相は選挙結果を受け「優秀で勤勉な議員を失うことは残念だ」とコメントしました。

 今回の選挙は来年1月までに行われる総選挙の前哨戦と位置付けられていて、14年ぶりの政権交代が実現する可能性が強まりました。

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