米国防総省の庁舎「ペンタゴン」=秋山信一撮影

 米国防総省のライダー報道官は19日の記者会見で、ロシアに派遣され、ウクライナとの戦闘で死傷した北朝鮮の兵士が数百人に上るとの分析を明らかにした。「ロシア軍と一緒に戦闘を続ける限り、その数は間違いなく増えるだろう」との見方も示した。

 国防総省によると、これまでにロシアに派遣された北朝鮮兵は約1万2000人に上り、ウクライナが越境攻撃中の露西部クルスク州で主に歩兵として戦闘に参加している。

 韓国の国家情報院(国情院)は北朝鮮兵について、少なくとも100人が死亡し、1000人近くが負傷したとの分析を明らかにしている。【ワシントン松井聡】

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