米海軍航空システム司令部は6日、米軍が使用する全種類の輸送機オスプレイについて、一時的な運用停止を提言した。司令部が9日、共同通信の取材に明らかにした。最近の予防着陸の事案を受けた念のための措置だと説明し、日本政府にも通知したとしている。AP通信によると、海兵隊と海軍、空軍が提言に応じて運用を停止した。

 昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での墜落事故を含め、各地で事故が相次ぐ同機の安全性が改めて疑問視される事態となった。APによると、今年11月20日に西部ニューメキシコ州の空軍基地で墜落につながりかねない事故があり、屋久島沖の事故との類似点が見られた。(共同)

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