「背後から近づき、数回発砲」米大手保険会社の最高経営責任者が待ち伏せしていた男に銃で撃たれ死亡　マンハッタンの中心部で

アメリカの大手保険会社の最高経営責任者がマンハッタンの中心部で、待ち伏せしていた男に銃で撃たれ死亡しました。

記者
「現場では警察の検証作業が続いています。男性はホテルから出てきたところを突然、銃撃されたということです」

ニューヨーク市警察によりますと、マンハッタン中心部のロックフェラーセンター近くにあるホテルの前で、4日午前7時前、アメリカの大手保険会社「ユナイテッドヘルスケア」のトンプソンCEOが男に背中などを銃で撃たれました。

トンプソン氏は投資家向けのイベントに出席するためにこのホテルを訪れたということで、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

ニューヨーク警察の会見
「容疑者は数分間待ち伏せしていたようです。被害者がホテルに歩いてくると、背後から近づき数回発砲した」

男はホテルの前でおよそ5分間待ち伏せしてトンプソン氏を銃撃し、電動自転車で逃走。その後、セントラルパークで目撃されたということです。

警察は、トンプソン氏を狙った計画的な犯行とみて、逃げた男の行方を追っています。

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