重機を使って広げられた穴。女性の捜索が続いています。

 エリザベス・ポラードさん(64)。2日の夕方、孫と一緒にネコを捜しに出掛けたまま行方が分からなくなりました。

 現場はアメリカ東部・ペンシルベニア州ピッツバーグの郊外。レストランの裏手で車が見つかり、孫は保護されましたが、ポラードさんの姿は見られず、すぐ近くの地面に穴が開いていたといいます。

 マンホールほどの大きさで、深さは9メートル。この穴にポラードさんが落ちた可能性があるとみて、当局はカメラなどを使って内部の捜索を始めたのでした。

地元の消防署長
「1つのカメラが靴の片方を見つけた。今風の靴だ。1940年代の炭鉱で見つかるようなものではない」

 実はこの地域には1952年まで稼働していた炭鉱があり、地面の陥没が度々起きているといいます。

 ポラードさんは地下の坑道などに転落し、どこかに移動したのでしょうか。

地元警察の広報
「当時の気温はマイナス6℃。とても寒かった」

 雪がちらつくなか、夜を徹しての捜索活動が続けられています。

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