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<スリランカで海水浴場を訪れたカップルを待っていたのは、優雅に波乗りをする「超危険生物」だった──>

バケーションでスリランカを訪れたフランス人カップルは、海水浴を楽しむつもりだった――。ワニを目撃するまでは。

【動画】「冗談かと思った」...海水浴客が目にしたのは、意外な「超危険生物」が波に乗る姿 恐怖の光景にネット震撼

27歳のノエミとロビン(@soulofromi_travel)は、スリランカ南部の海沿いの町ミリッサビーチ(Mirissa Beach)で、インド洋を悠々と泳ぐワニの動画を撮影した。

「私たちは泳ぎたかったのに、ワニがいるからとバーテンダーに止められた。自分たちの目で見るまでは、冗談だと思っていた」ノエミとロビンは本誌にそう語った。

「びっくりしたけれど、翌日には警察が安全だと言うので泳ぐことができた」という。2人は海の様子を撮影し、画面を拡大して波に乗るワニの姿をとらえた。

スリランカにはヌマワニと、世界最大級の爬虫類イリエワニの2種類のワニが生息している。

ヌマワニが湖や河川などの淡水に生息しているのに対し、イリエワニは淡水と海洋環境の間を行き来することができ、河口近くの海岸沿いに姿を見せることもある。

ミリッサビーチには、広々とした黄金色の砂浜とターコイズブルーの海、海辺のにぎわいを求めて観光客が集まる。

ビーチではサーフィンやスノーケリング、ホエールウォッチングなどのアクティビティを楽しんだり、風に揺れるヤシの木の下でゆったりくつろぐこともできる。

そうした穏やかさに加えてこの地は、時としてウミガメなどの野生生物が姿を見せる多様な生態系の宝庫でもあり、ノエミとロビンが見たようなイリエワニが現れることもある。

もしも遊泳中にワニに遭遇した場合、安全な距離を保つよう専門家はアドバイスする。急な動きはワニの注意を引いてしまう恐れがあることから避けなければならない。

フロリダ州魚類野生生物保護委員会によると、ワニは夕暮れから夜明けにかけて最も活動が活発になることから、昼間の時間帯に指定された安全な場所で泳ぐことが望ましい。

もしも水中でワニを見かけたら、静かにその場を離れ、すぐに地元当局に連絡するべきだ。

海上に現れた思いがけないゲストについては、ユーザーから思い思いのコメントが寄せられた。

「ワニリラックス(He just crocochillin)」
「1月に行く予定。この動画を見て義理の母を連れて行こうかと思っている」

「明日ミリッサへ行く。海に入るのはやめよう」
「私たちはスリランカのバーにいた。自分たちのすぐ後ろでワニが寝ているなんて思わなかった」

「私の一番大好きな場所。2001年以来、何度も行ったことがある」

(翻訳:鈴木聖子)

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