韓国の最大野党「共に民主党」など韓国の野党6党はさきほど、尹錫悦大統領の弾劾訴追案を国会に提出しました。

尹大統領は昨夜、野党による予算案への反対や閣僚への相次ぐ弾劾などが国政をまひさせているとして「非常戒厳」を宣言し、戒厳司令部が一切の政治活動の禁止やメディア統制を行うと発表。

しかしきょう未明、国会は非常戒厳の宣言解除を求める決議案を可決しおよそ6時間後に解除されました。

共に民主党は尹大統領が「要件を満たさず非常戒厳を発令した」と指摘し国民主権を侵害するなど憲法に違反したとして、さきほど、弾劾訴追案を提出しました。

共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は、尹大統領について「国民が与えた権力で国民に向けてクーデターをした」と厳しく批判しています。

弾劾訴追案は本会議への報告後24時間から72時間以内に採決しなければならないため、今週6日から7日の間に尹大統領の弾劾訴追案が採決されるとみられます。

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