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韓国の世界的ガールズグループ『NewJeans』が28日午後8時半から緊急会見を開き、所属事務所ADORとの専属契約解除を発表しました。解除による違約金が600億円を超えるとも言われる中、グループ名や楽曲など、今後の活動はどうなるのでしょうか。

この記事の写真 NewJeans ミンジ(20)
「信頼関係が破綻しているのに契約維持は受け入れられません。午前0時をもって専属契約を解除します」

今後、グループ名やこれまでの楽曲は使用できなくなる可能性もあります。

NewJeans ヘイン(16)
「5人が初めて会った日からの全てが詰まっている名前なので『NewJeans』という名前の権利を確保できるよう努力します」 NewJeans ダニエル(19)
「名前はどうあれ“NewJeans never dies”」

彼女たちはなぜ険しい道を選んだのでしょうか。

NewJeans ハニ(20)
「5人の人生がかかっているので、5人でたくさん話しました。これが一番良い方法だと、みんな同意しました」

発端は今年4月。事務所の代表としてプロデュースを担っていたミン・ヒジン氏が、独立を画策したとして親会社から解任され、その後、会社を去ることに。ミン氏を慕うNewJeansと事務所側の対立も日を追うごとに深まっていきました。

そして今月13日、内容証明で最後通牒を突きつける事態に発展。NewJeansは複数の契約違反の是正とミン氏の代表復帰を要求し、受け入れられない場合は専属契約を解除すると通告しました。

設定された回答期限が、まさに28日です。

NewJeans ミンジ
「内容証明の是正への関心はなく、嘘と言い訳ばかりでした。これまで時間稼ぎのような回答が私たちに対する態度でした。これ以上、大切な時間を無駄にしたくないため、要求が是正されなかったことを理由に、午前0時を過ぎたら専属契約を解除する予定です」

すでに決まっている仕事は行いますが、それ以外は白紙です。ただ、再びステージに立つのは簡単ではありません。

事務所側とは5年間の契約期間が残っていて、売上高から換算された契約解除に必要な違約金は600億円を超えるとも言われています。

NewJeans へリン(18)
「私たちは専属契約違反をしていない。今も一生懸命、活動しているので、違約金を払う理由はない」

契約解除を選んだ背景にはNewJeansの育ての親、ミン氏の元で活動したいとの思いもあります。

NewJeans ミンジ
「ミン・ヒジン前代表を見て、大きな勇気をもらいました。自分の問題は自分で動かなければ解決しないし、誰も代わりに解決してくれない。可能ならミン・ヒジン前代表と一緒に働きたい気持ちです」

NewJeansの契約解除について、所属事務所は午後10時時点でコメントを発表していません。

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