自衛隊と中国軍の交流事業が中国で行われ、アメリカのトランプ次期政権についても意見交換が行われました。
この交流事業は2001年から行われ民間団体の笹川平和財団が主催しています。
自衛隊と中国軍の中堅幹部が日本と中国を相互訪問する形で行われ信頼を醸成する目的で行われています。
今回の交流は11月26日から12月4日まで行われ、自衛隊は長岡善成1等海佐を団長とする13人が参加し、中国の人民解放軍の陸・海・空軍の関連施設などを視察します。
同行者によりますと、意見交換会の中で中国側からトランプ政権への移行に伴い、日本の防衛政策に変更があるかどうかについて質問があり、日本側は「第1次トランプ政権の動きを踏まえながら対応する」と説明したということです。
一方、台湾については話題にあがらなかったということです。
笹川平和財団は「日中交流を通じて相互理解を深めてほしい」とコメントしています。
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