アメリカのトランプ次期大統領は27日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る停戦交渉などを担う特使に、一次政権で国家安全保障会議の首席補佐官を務めたキース・ケロッグ氏の起用を明らかにしました。
元陸軍中将のキース・ケロッグ氏は、トランプ一次政権時代には国家安全保障会議の首席補佐官を務めていて、トランプ氏が早期の戦闘終結を宣言しているロシアによるウクライナ侵攻を巡る停戦交渉などを担うことになります。
ケロッグ氏は2024年6月のロイター通信のインタビューで、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る停戦案について「戦線を現状のまま凍結し、ウクライナとロシアに交渉のテーブルについてもらう」などと語っていました。
トランプ氏はケロッグ氏について声明で、「強さによる平和を確保し、アメリカと世界を再び安全にしてみせる」と主張しています。
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