中国政府は先ほど、日本人に対する短期滞在のビザ免除措置を11月30日から再開すると発表しました。
中国外務省の報道官によりますと、日本人に対して、11月30日から2025年12月31日までの期間で30日以内の短期訪中ビザ免除を行うということです。
中国は日本人に対して、観光や商用などでの短期訪中ビザ免除はコロナ禍の2020年3月まで認めていましたが、新型コロナウイルスの拡大に伴い停止していました。
中国でビジネスを展開する日本企業からはビザ免除を希望する声が多くあり、日本政府は度々、中国側に早期再開を求めてきました。
今回のビザ免除の再開は、中国経済の成長が鈍化している中、日本との貿易や観光客の誘致を促進する狙いがあるとみられますが、ある政府関係者は公共の場で無差別殺傷事件が多発していることを念頭に、「免除になってもビジネスマン以外は中国に行かないのでは」と指摘しています。
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