47年前の15日、当時中学1年生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されたことに合わせ、県庁で政府に早期救出を求める署名活動が行われました。
「拉致問題は大変な人権問題です。お一人でも多くの方に今一度、心を寄せていただきたいと思います」
この署名活動は、「北朝鮮に拉致された日本人を救出する佐賀県民の会」が、47年前の1977年に新潟市で下校中だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された日、11月15日に合わせて毎年行われているものです。
15日は約40人が、1時間にわたり早期の救出を求める署名を呼びかけました。
また、県庁1階の県民ホールでは拉致の発生状況などを伝えるパネル11点が展示されました。
【北朝鮮に拉致された日本人を救出する佐賀県民の会 大原巖会長】
「皆さんにもう一度横田さんの拉致被害を認識してもらおうと思ってこの署名活動を行ったわけです。拉致被害者が1日でも早く帰って来られるようにしたい」
署名は15日、1時間で337人分集まり、今後、総理大臣宛てに提出されます。
県によりますと、政府認定の拉致被害者は17人で、現在も12人の行方が分かっていないということです。
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