アメリカでも野生動物の出没が相次ぎ、便乗する事件まで起きています。
現地メディアの記者
「保安官たちが家の周りに到着しています」
アメリカ西海岸、カリフォルニア州の住宅街。騒動の主は、野生のクマです。
現地メディアの記者
「いました。この地区で私たちがずっと追っているクマは、ハイスクール敷地内の木から降りて、今はゴミ箱の中で大いに楽しんでいます」
目撃されたのは、小さめのクマ。子グマと見られています。この日は、さらにもう1頭のクマが現れたため、住民たちに自宅待機命令が出されたのでした。
クマの出没が相次ぐカリフォルニア州。山間の町では、何者かが車に忍び込む様子をカメラが捉えていました。画質が悪く分かりにくいですが、毛むくじゃらの何かです。そして周辺では、「クマに車を荒らされた」という通報が相次いだといいます。しかし…。
保険詐欺調査員
「あれはクマの動きじゃない。人間ですね」
侵入者の正体は、なんとクマの着ぐるみを着た人間。クマに扮して、わざと車を傷付け、保険会社から多額の保険金をだまし取ろうとしたというのです。当局は生物学者などに映像を見せて検証。車の持ち主ら4人を詐欺容疑で逮捕したのでした。
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