アメリカ大統領選でウクライナ支援に否定的なトランプ氏が勝利したなか、イギリスとフランスの首脳が会談し、支援について協議しました。

 イギリスのスターマー首相とフランスのマクロン大統領は11日、パリで開かれた首脳会談で、ウクライナ支援を継続することで一致しました。

 来年1月にトランプ氏がアメリカの大統領に就任するのを前に、対応策について議論したとみられます。

 また、バイデン政権が反対しているイギリスがウクライナに供与した長距離兵器「ストームシャドー」のロシア国内の軍事目標への使用許可についても、話し合ったとみられます。

 イギリスのテレグラフ紙は、会談を前に、「両首脳が長距離兵器の使用許可に反対するバイデン氏を説得する方法についても議論する」と報じていました。

 イギリス首相官邸は「両首脳は冬を迎える前にウクライナを可能な限り、強くするための方法について協議した」としています。

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