群馬県は21日、桐生市東2丁目の菓子店がお盆用に製造したおはぎを食べた36人が嘔吐(おうと)や下痢、吐き気などの症状を訴え、黄色ブドウ球菌が検出されたとして食中毒事件が発生したと発表した。入院した5人を含む全員が快方に向かっているという。
県によると、13、14日に店頭で買ったおはぎを食べた59人のうち36人に症状が確認された。菓子をつくる調理師は手袋を着けていたが、事前の手洗いが不十分だったり気温の上昇などが影響したりした可能性があるという。県は21日から3日間、営業停止を命じた。(高木智子)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。