アートとビジネス双方を兼ね備えた新たな拠点が誕生します。
日本の伝統と文化が息づく東京駅周辺エリアの京橋にそびえたつ超高層ビル。
1日、報道陣にお披露目されたのは、戸田建設の新本社ビル「TODA BUILDING」です。
コンセプトは“新たなアートとビジネスの拠点”。
戸田建設の大谷清介社長は「人と街をつなぐということでこのビルからいろんな価値観を発信していきたい」と話し、その中の一つがアートだといいます。
「TODA BUILDING」は地下3階、地上28階建てで、注目は1階から6階までの“芸術文化エリア”です。
大きな吹き抜けが特徴な1階エントランスロビーと、2階の回廊からなる共用部「APK PUBLIC」はアート作品やイベントを楽しめる空間になっているほか、併設するカフェ「Gallery&Bakery Tokyo 8分」は、アートの中でほっと息抜きできる店作りになっています。
3階「ギャラリーコンプレックス」には、国内外の最先端アートをオフィスビル内で鑑賞できる4つのギャラリーが集結していて、1カ月から2カ月程度で展示内容が変わることで何度来ても飽きさせない仕掛けになっています。
6階では、ポップカルチャーなどの展覧会を年間約4本程度開催します。
8階「TODA CREATIVE LAB “TODAtte?”」(一般公開は2025年初頭)は、建設業の過去・現在・未来を通じて、社会が抱える様々な課題を一緒に考えてもらいたいと手触り感ある展示物が並んでいます。
戸田建設はビジネスマンの憩いの場としてだけではなく、休日も多くの人にアートを楽しんでほしいといいます。
大谷社長は「建築も芸術の一つだと思うので、そこに非常にいろんな効果があると思っている。そこに多くの方々が来てもらい効果が発揮できればと」と話しました。
「TODA BUILDING」は2日、オープンです。
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