(ブルームバーグ):ライドシェア大手の米ウーバー・テクノロジーズは、英国に本拠を置く自律走行ソフトウエア会社ウェイブ・テクノロジーズに戦略的投資を行う。ウーバーは、自律走行車の商業化のためのプラットフォームとしての地位を確立すべく、他社との提携を進めている。

ウーバーは投資規模について、開示義務が生じるほどの大きさではないとし、具体的な額は明らかにしなかった。ウェイブは5月に、ソフトバンクグループ主導でエヌビディアとマイクロソフトも参加した10億5000万ドル(約1530億円)の資金調達「ラウンドC」を実施。今回のウーバーによる投資はこのラウンドCの延長となる。ウーバーとウェイブは共同声明で、ウーバーの出資と支援により、ウェイブは世界の自動車メーカーと協力し、同社の支援・自動運転技術を消費者向け車両に搭載するための「作業を加速させる」意向だと説明した。

両社はまた、ウェイブのソフトウエアを搭載した自動運転車を世界の複数市場でウーバーのプラットフォームに追加することでも合意。ただ開始時期の詳細については明らかにしなかった。

原題:Uber Invests in SoftBank-Backed Self-Driving Software Firm Wayve(抜粋)

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