歴史的な大暴落の反動で、日経平均株価は過去最大の上げ幅を記録しました。

5日、平均株価が過去最大の下落幅を記録した東京株式市場ですが、6日は一転、取引開始直後から全面高の展開となりました。

平均株価は、5日までの2営業日で6600円以上値を下げた反動で、一時3400円以上値上がりしました。

外国為替市場で円安が進んだことやアメリカの経済指標が市場予想を上回ったことも相場を押し上げました。

投資をしている30代女性は「ここまで大きく下げることも急に上げることも珍しいのでびっくりしている」と話しました。

平均株価は5日に比べ、3217円04銭高い、3万4675円46銭で取引を終了し、上げ幅は過去最大となりました。

こうした中、財務省、金融庁、日銀は緊急会合を行い、急激な株価の変動について協議しました。

会合後、三村財務官は記者団に「引き続き、政府と日銀との間で緊密に意思疎通を図りながら連携していくことを確認した」と述べています。

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