トヨタ自動車は1日、2024年4月から6月までの連結決算を発表し、本業のもうけを示す営業利益は1兆3084億円で、2023年度の同じ時期と比べて16.7%増えた。

連結の販売台数は、225万2000台で2023年度から3.2%減少したが、円安の影響で3700億円の押し上げ効果があった。

そのほかハイブリッド車の比率の上昇や価格改定などで700億円の増益となり、過去最高だった2023年を上回った。

また、売上高は11兆8378億円(前年同期比12.2%増)、最終利益は1兆3333億円(同1.7%増)で、いずれもこの時期として過去最高だった。

2024年度の業績予想は据え置いた一方、足元では認証試験における不正行為などで是正命令が出されるなど、業績だけでなくガバナンス面の対応も注目される。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。