記者会見で利上げを判断した理由について話す植田和男日銀総裁=東京都中央区で2024年7月31日午後3時32分、宮本明登撮影

 日銀の植田和男総裁は31日の記者会見で、住宅ローンへの影響について「利上げが変動型の住宅ローン金利に跳ねることも考えられる。一方、賃金上昇は続く見通しで、金利が上がっても(住宅ローンの)利払い額は5年間据え置かれるルールのものが多い。賃金が先に上がり、その後に利払い額が上がり、負担はかなり軽減される」との見方を示した。

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