31日の日経平均株価は日本銀行の利上げの影響などから一時、500円以上、下落するなど大きな値動きとなりました。

 31日の日経平均は前日にアメリカでハイテク株が下落したことに加え、日銀が利上げを検討しているという複数の報道を受けて円高・ドル安が進んだことから午前9時の取引開始と同時に値下がりしました。

 一時、30日の終値より500円以上安い3万7000円台を付ける場面もありました。

 しかし、31日午後は日銀が利上げを決めたことで過度な警戒感が後退したことや半導体の対中規制を巡る観測報道から値上がりに転じて一時、600円以上急上昇しました。

 結局、終値は30日より575円高い3万9101円でした。

 日経平均は8営業日連続で値下がりした後、3営業日連続で値上がりしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。