全日本空輸(ANA)の那覇-石垣路線の就航35周年となるのを記念し、ANA沖縄支店は22日、那覇空港で記念イベントを開いた。ANAグループから約40人が参加。約90人の乗客一人一人へ記念品と手書きのメッセージを手渡し、横断幕と水絵で見送った。

 同路線は1989年7月22日就航。1日1往復からスタートし、現在は8往復を運航する。就航以来の旅客数は1200万人に上る。河野辺朋広支店長は「八重山の発展に期待と支援をいただき運航を続けてきた。離島路線の回復は十分ではないものの、県民の足として維持したい」と話した。

 同支店は就航35周年を記念し、那覇-石垣の搭乗客を対象としたキャンペーンを9月から実施する。(政経部・大川藍)

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