円安で訪日外国人が増加したことなどを背景に百貨店最大手の免税品の売上高が今年3月までの1年間でコロナ前を大幅に上回り、1000億円を超えました。

 三越伊勢丹ホールディングスの1年間の決算は大幅な増収増益でした。

 主力の伊勢丹新宿本店、銀座三越はそれぞれ過去最高の売り上げとなり、地方の店舗でも大都市を中心に売り上げがコロナ前水準まで回復しました。

 新型コロナウイルスの5類移行で入店客数が増加したことや円安などを背景に外国人観光客も増え、免税品の売上高が大幅に伸びたことなどが牽引(けんいん)しました。

 免税品の売上高はコロナ前の2018年度と比べて45%増加し、初めて1000億円を超えました。

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