熊本の隠れた逸品を発掘する『くまもとグッドプロダクト賞』に10の商品が認定されました。スイーツからご飯のお供までいずれも工夫を凝らした品ばかり。知名度を上げ、販路拡大を目指します。

バターを作る時、これまで廃棄されてきた液体の部分〈バターミルク〉を生地に使ったワッフル。

コンニャクをスルメのように加工し、ブラックペッパーで味付けしたヘルシーなスナック。

『くまもとグッドプロダクト賞』は県内の隠れた逸品を発掘し、販路を拡大しようと熊本県商工会連合会が毎年、選定しています。

今回は40の商品がエントリーし、スイーツからご飯のお供まで幅広い10の商品が認定されました。

審査員による試食審査や10月に熊本市で開かれた『くまもと物産フェア』の一般来場者へのアンケート調査、大阪・梅田の商業施設でのテストマーケティングで、味やパッケージなどが高く評価されました。

【久保田優果記者リポート】
「『しょうがレモンなはちみつ』いただきます。一口目はさっぱりしているのですが、レモンやショウガがそのまま入っているので噛む果実によって味が変わるので面白いです。飲むと体がポカポしてきて、冬にぴったりだなと感じました」(芦北産のレモン・ショウガ・はちみつを使用)

中には、去年も挑戦したという事業者も。

【てんき本石優希さん】
「パッケージをガラッと変えて、プロの方の力を借りて、すごくカッコいいものに仕上がりました」

審査された商品は、デザイナーや料理研究家から商品をより良くする指導を受ける機会もあります。

今回、『くまもとグッドプロダクト賞』に認定された商品は、12月にサクラマチクマモト、来年1月に東京、2月に鶴屋百貨店のイベントで販売される予定です。

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