飲料大手のサントリーホールディングスが、新浪剛史社長の後任に創業家出身の鳥井信宏副社長を昇格させることがわかりました。

鳥井信宏氏は現在、サントリーホールディングスの副社長のほか、国内酒類の統合会社の社長も務めるなど、グループで幅広く経験を積んできました。

創業家出身の社長はおよそ10年ぶりです。

サントリーホールディングスが2014年に創業家以外で初の社長に迎えた新浪氏は、アメリカの蒸留酒メーカー「ビーム社」との経営統合に力を注ぐなど、海外展開を推進。今後は代表権のある会長に就きます。

会長は佐治信忠氏とあわせて2人体制になる予定で、サントリーホールディングスは午後の会見でこの人事を正式に発表します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。