福井市の物流企業に、県内で初めて業務用の電気トラックが導入され、9日にセレモニーが行われました。
脱炭素化への取り組みとして福井市のラニイ福井貨物に納品されたのは、県内初となる業務用の電気(EV)トラックです。
9日のセレモニーでは、ラニイ福井貨物の社長やトラックを製造するメーカーの担当者らが参加し、安全祈願を行いました。
この電気トラックは、1時間から1時間半ほどの急速充電で最大200キロの距離を走行します。二酸化炭素をほぼ排出しないため環境にやさしく、振動が少ないことからドライバーの疲労が軽減されることが期待されています。
ラニイ福井貨物では「既存のディーゼル車に比べてCO2排出率が0.06%で、環境にも優しいということで導入を決意した。EVにはEVの適したルートがあってこれから市街地の配送はEVトラックが主流になる時代もやってくるのではないか」と話していて、10台の導入を目指しています。
電気トラックは10日から稼働し、主に福井市街地で運用されます。
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