ドラッグストアや調剤薬局などの倒産がこの10年で最も多いことが分かりました。

 帝国データバンクによりますと、ドラッグストアや調剤薬局などを手掛ける医薬品小売事業者の今年の倒産件数は、11月までで34件に上りました。

 2015年以降の10年間で最多となり、負債総額も約144億円と最大となっています。

 業態別では、調剤薬局が最も多い28件です。

 帝国データバンクは、2013年度末以降の10年間で薬局の数が5500以上増えて競争が激しくなっているほか、60歳以上の経営者が全体の62%を占めるなど、高齢化も深刻だとしています。

 今後については、こうした要因から休廃業や解散の件数も増加していくとみています。

写真:ロイター/アフロ

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