全国の企業の倒産件数が、11年ぶりに年間1万件を超える可能性が高まっています。
東京商工リサーチによりますと、11月の企業の倒産件数は841件【前年比+4.2%】でした。
これで今年1月からの累計倒産件数は9164件となり、去年一年間の8690件を上回りました。
東京商工リサーチは、2013年【1万855件】以来、「11年ぶりに年間倒産件数1万件超えが視野に入ってきた」としています。
物価高関連の倒産【650件】はすでに去年【646件】を上回り、社会保険料を含む税金関連の倒産は去年の倍以上【前年同期比+103.7%】の165件と、2018年の105件を抜き年間最多を大幅に更新しています。
東京商工リサーチは、全国9地区すべてで倒産件数が「前年を上回る見込み」だとして、「倒産増の潮流は全国に広がっている」と分析しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。